生命保険・損害保険サイト!保険に関する難しい保険専門用語を分りやすく解説します!
無保険車傷害保険とは、
任意保険未加入車との事故に備える保険です。
事故相手が事故に対する備えをきちんとしている人とは限りません。
保険未加入者と事故を起こして被害者が苦しい思いをするケースは案外多くあります。
任意の対人賠償保険への加入率は、公道を走るクルマ全体の約7割、
任意の自動車共済を含めても約85%にすぎません。
つまり、10台のうち1.5台までが任意の対人保険に加入していないのです。
こういった状況に備えるために「無保険者傷害保険」というものがあります。
無保険車とは、任意保険である対人賠償保険に加入していなかったり、
対人賠償保険に加入していても補償金額が少額の自動車やバイクのことをいいます。
その無保険車との事故に巻き込まれ命を落としたり、傷害を負った場合は、
加害者から十分な損害賠償を受けることができません。
しかし、無保険車傷害保険に加入をしていればこの自動車保険から
賠償金を受け取ることができるのです。
ただし、無保険車傷害保険が対象としている「無保険車」にも条件があります。
事故相手である無保険車が下記にあげる4つの条件のいずれかに該当する場合に
保険金の支払いをうけることができます。
1.任意の対人保険に加入していない場合
2.対人保険に加入しているにもかかわらず、運転者の故意や泥棒運転、
年齢条件や家族限定特約の条件に違反しているなどの理由で保険がおりない場合
3.ひき逃げなどで事故の加害者が特定できない場合
4.対人保険に加入しているにもかかわらず、その保険額が被害者に
支払う賠償額に満たない場合